パーマリンクとは、
皆さんが普段「URL」と呼んでいる、WEBサイトの住所です。
そしてそのURLの末尾(以下の黄色の部分)を、
投稿スラッグといいます。
https://officehit.biz/permelink2428
permalink には『半永久的なURL』という意味があり、
1度設定したパーマリンクで「記事を公開」してしまうと、
もう2度と変更しないものと考えてください。
なぜ変更しないかというと、
そこには「大きなリスク」があるからです。
知らなかったでは済まされないパーマリンク変更のリスク
冒頭でURLは住所だといいましたが、住所が変わってしまうと
今までその記事につなげていたリンクが無効になってしまいます。
パーマリンクが変わってしまうと、
今までその記事にアクセスできていたtwitter や facebook などの
外部リンクとの接続が切れてしまい、すべてのリンクが使い物にならなくなります。
SEO効果のある被リンクも、全て消滅…!今までの苦労が水の泡と化すのです。
そして、パーマリンクを変更したことで、
新規の記事としてgoogle に認識されるので、
検索順位にも関わってきます。
一度でも記事を更新(URLを決定)してしまうと、
後からパーマリンクを変更するには、大変なリスクを背負う事になります。
このような事からも、パーマリンクの設定は、
wordpressの設定の中でも、一番最初の段階で、やっておくべき設定で、
特に、記事を更新する前には、必ず済ませておきましょう
おすすめのパーマリンク設定と解説
wordpressパーマリンクの設定方法
パーマリンクの設定方法です。
ワードプレスにログインし、ダッシュボードから
設定⇒パーマリンク設定 をクリック。
カスタム構造にチェックを入れ、
右の枠の中に以下の文字列を貼り付けます。
/%postname%-%post_id%
入力後は『変更の保存』のクリックを忘れずに。
この設定をする事によって、記事作成の時に
パーマリンクを自由に設定する事が出来るようになります。
先ほど入力した文字列には
%post_id% ⇒ 投稿ID
このような意味があります。
このページであれば、記事投稿時のスラッグには
のように、記事タイトルと投稿IDが、表示されるようになります。
しかし、
これだけでは、まだ最適化されてるとは言えません。
むしろ、このままの状態で更新してしまうと、
seo的にかなり不利になってしまうので、
投稿スラッグを書き換え、最適化しなければなりません。
記事を書く際には、毎回スラッグを変更する必要がある
という事に注意してください。
スラッグの変更は忘れずに!
パーマリンクの設定を変更したことで、
記事作成の時、投稿スラッグの部分に記事タイトルが表示されるようになります。
スラッグの変更をせずに、
このまま更新してしまうと、パーマリンクは
と、日本語のまま設定されます。
ブラウザのアドレスバーには上記のまま日本語で表示されますが、
実際のURLでの表示は
このように、パッと見ただけでも、クリックする気が失せるような、
とても怪しく、長ったらしい表示になってしまいます。
さらに、SNSやメールなどで被リンクや共有される時にも、
シェアされにくくなるどころか、最後までパーマリンク(URL)を認識出来ず、
リンクが切れてしまうという事態にも繋がります。
これでは、どれだけ素晴らしい内容の記事を書いていても、
見てもらう事すら出来ません。
記事を投稿する前には必ずスラッグを変更し
最適化したパーマリンクで更新しましょう。
投稿スラッグの最適化
パーマリンクは、一度決めたら変えないということから、
記事内容を含んだキーワードやタイトルで、短く設定する。
ということに意識して、
『半角英数字』で投稿スラッグを設定します。
このページであれば、パーマリンクについて書いているので、
『permelink2428』と半角英数字で設定しています。
投稿IDを入れているのは、記事の管理をする時に
一目でわかりやすくする為です。
サイドバーやカテゴリーで特定の記事だけを
表示したり、除外したりする時に、
投稿IDを指定する事で出来るようになります。
URLは検索結果に表示される
URLは、アンカーテキストとして使用されたり、
検索結果としても表示されるので、
URLがページ内容と関連する単語を含んでいれば、
よりわかりやすく伝える事ができます。
よくアンダーバーやハイフンを使用しているURLも見かけますが、
「 _ 」アンダーバー使用せずに「 – 」ハイフンを使用してください。
アンダーバーの場合は、その前後の単語を繋げて
1つのキーワードとして認識されるので、使用する必要がありません。
一方、ハイフンは、その前後の単語が別々のキーワードと認識されるので、
複合キーワードとしてseo効果を狙うのであれば、ハイフンを使うべきです。
/word-press/ では『word』『press』という異なる二つのキーワードとして認識されます。
URLは検索結果にも反映されていることから
googleもハイフンの利用を推奨しています。
パーマリンク・投稿スラッグについてまとめ
最後にパーマリンクについてまとめると。
- 一度決めたパーマリンク(URL)は変更しない
- 半角英数字を使用する。
- 長くならないようにシンプルにする
- 内容がわかるようなキーワードにする
恒久・不変性 > ユーザビリティー > SEO
と、このような優先順位が付けられます。
初心者でもわかるwordpressでサイト・ブログ開設と始め方